Japanese
English
特集 特殊な鼠径部ヘルニアに対する治療戦略
巨大鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下修復術
Laparoscopic repair for giant inguinoscrotal hernia
進 誠也
1
,
甲 拡子
1
,
山口 泉
1
,
田中 史朗
1
,
岡田 和也
1
,
岸川 博紀
1
Seiya SUSUMU
1
1光晴会病院外科
キーワード:
巨大鼠径ヘルニア
,
膨潤手技併用TAPP
,
ヘビーウェイトメッシュ
,
腹膜前腔脱気
Keyword:
巨大鼠径ヘルニア
,
膨潤手技併用TAPP
,
ヘビーウェイトメッシュ
,
腹膜前腔脱気
pp.1348-1353
発行日 2019年11月20日
Published Date 2019/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212757
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【ポイント】
◆巨大鼠径ヘルニアに対する手術ではヘルニア内容を安全に還納した後,ヘルニア門を十分なサイズ・強度のメッシュで確実に修復することがきわめて重要である.
◆巨大鼠径ヘルニアに対する治療において腹腔鏡下修復術は第一選択ではない.安全・確実な修復のために必要であれば,開腹・鼠径部切開法の選択をためらってはならない.
◆腹腔鏡下修復術を選択する場合には膨潤手技を併用した腹膜前腔剝離とヘビーウェイトメッシュの使用を推奨する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年11月末まで)。
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