Japanese
English
臨床報告・1
小腸と瘻孔を形成した悪性神経鞘腫の1例
A case of malignant schwannoma formed fistula to small intestine
吉田 正則
1
,
金子 巌
1
,
高橋 純一
1
,
武鑓 豊文
1
,
吉川 明
1
,
植木 稠雄
1
Masanori YOSHIDA
1
1公立豊岡病院外科
キーワード:
神経鞘腫
,
瘻孔
Keyword:
神経鞘腫
,
瘻孔
pp.1653-1655
発行日 1995年12月20日
Published Date 1995/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902175
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はじめに
悪性神経鞘腫は神経鞘に原発する悪性腫瘍であり,頭頸部や四肢の末梢神経に原発するものはしばしば認められるが,骨盤内に原発するものは比較的稀である.また,悪性神経鞘腫を術前に診断することは困難であり,術後に病理学的に診断されることが多い1).われわれは,便潜血陽性を主訴として発見された小腸と瘻孔を形成した悪性神経鞘腫を経験したので報告する.
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