Japanese
English
特集 消化器外科におけるInterventional Radiology(IVR)
消化管出血に対するIVR
Transcatheter hemostasis of gastrointestinal hemorrhage
星川 嘉一
1
,
蘆田 浩
2
,
島 英樹
2
,
野坂 俊介
2
,
石川 徹
2
1聖マリアンナ医科大学放射線科
2藤沢市民病院画像診断科
キーワード:
消化管出血
,
血管造影
,
経カテーテル的塞栓術
,
薬物注入療法
Keyword:
消化管出血
,
血管造影
,
経カテーテル的塞栓術
,
薬物注入療法
pp.997-1005
発行日 1994年8月20日
Published Date 1994/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901604
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消化管出血に対するアプローチは施設により様々であるが,救急医療の現場においては内視鏡検査の役割が大きい.しかし,血管造影による止血術の有用性は欧米において高く評価されており,近年,本邦でも経カテーテル的止血術の報告が多くみられる.interventionalradiologyの分野では,カテーテルや手技の進歩により,超選択的カテーテリゼーションが行えるようになってきており,消化管出血に対しても超選択的塞栓術が可能となった.今回は,消化管出血に対する経カテーテル的止血術について述べるが,救急医療に携わる臨床医の参考となれば幸いである.
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