Japanese
English
特集 IVRの現状と問題点
消化管出血の血管造影・IVRによるマネジメントの現状
Current status of angiography and interventional radiology in the management of gastrointestinal bleeding
橋本 統
1
,
栗林 幸夫
1
Subaru HASHIMOTO
1
1慶應義塾大学医学部放射線診断科
キーワード:
消化管出血
,
二酸化炭素ガスDSA
,
IVR-CT
,
SOS
,
EAPTO
Keyword:
消化管出血
,
二酸化炭素ガスDSA
,
IVR-CT
,
SOS
,
EAPTO
pp.1589-1593
発行日 2001年12月20日
Published Date 2001/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904718
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はじめに
近年,内視鏡診断および内視鏡治療の技術が長足の進歩を示しており,保存的治療法では対処しきれない消化管出血の大半は内視鏡的に診断・治療されるに至り,血管造影室に患者が搬送される頻度は減少傾向にある.
しかしながら,内視鏡的には診断・止血が困難な症例,あるいは,内視鏡が到達しえない小腸出血なども少なからず存在し,これらは依然として血管造影・IVRの対象となる.
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