Japanese
English
特集 術中肝エコーのABC
肝臓外科手術における術中超音波映像下穿刺術のテクニック
A technique of the intraoperative ultrasonically guided puncture method on liver surgery
才津 秀樹
1
,
大堂 雅晴
1
,
斉藤 如由
1
,
西尾 禎一
1
,
中尾 哲二
1
,
松本 敦
1
,
吉田 正
1
,
谷脇 智
1
,
奥田 康司
1
,
中山 和道
1
,
大石 喜六
1
,
田中 正俊
2
Hideki SAITSU
1
1久留米大学医学部第2外科
2久留米大学医学部第2内科
キーワード:
肝臓外科手術
,
術中超音波検査
,
術中超音波映像下穿刺術
,
内視鏡下外科手術
,
マイクロ波凝固壊死療法
Keyword:
肝臓外科手術
,
術中超音波検査
,
術中超音波映像下穿刺術
,
内視鏡下外科手術
,
マイクロ波凝固壊死療法
pp.571-578
発行日 1994年5月20日
Published Date 1994/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901539
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術中USは,癌腫の存在診断や肝切除範囲の決定にはもちろんのこと,さらに最近ではEndoscopic MCNという内視鏡下での肝癌治療においても,専用のUSプローブを利用して術中USを行うようになっている.
また一方,術中USのみにとどまらず,それを応用した術中US映像下穿刺術のテクニックは,①術中新たに発見される小結節を穿刺するため,②MCNをより安全かつ正確に行うため,③肝切除の際の出血制御を目的として肝静脈内にバルーンカテーテルを留置するためにも利用されるなど,肝臓外科手術における診断と治療面への応用範囲がますます拡大していることを紹介した.
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