臨時増刊特集 エコー法の現況
Ⅱ 診断と治療への応用
B 腹部エコー法
46.超音波映像下穿刺治療
品川 孝
1
,
大藤 正雄
2
1上都賀総合病院・内科
2千葉大学医学部・第1内科
pp.2348-2351
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220082
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超音波を応用した治療は映像下穿刺が基本となる.従来は,閉塞性黄疸,胆道系の感染症,肝膿瘍などのドレナージによる治療が中心であったが,最近では腫瘍や嚢胞内に薬剤を注入し治療する方法が行われるようになり,対象となる領域が拡がってきた.本稿では,肝細胞癌や肝嚢胞に対するエタノール注入療法を中心に概説する.
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