胆道手術の要点—血管処理からみた術式の展開・8 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    上部胆管癌に対する肝左葉切除術
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                加藤 紘之
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                下沢 英二
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                児嶋 哲文
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                田辺 達三
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1北海道大学医学部第2外科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.355-358
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1990年3月20日
                  Published Date 1990/3/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900056
                
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はじめに
腫瘍が左肝管に偏在して浸潤している例は多くなく,むしろ左門脈幹が腫瘍浸潤あるいは圧迫により閉塞しているために本術式が適応されることが多い.また肝右葉より切除容積が小さく,耐術性が高いことは利点の一つともいえる.しかし胆管切除の範囲に限界があり,また胆管枝を深く追求して切除した場合の再建はやや困難である.

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