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特集 新しい手術材料—特徴と使い方
カテーテル
Catheter
加藤 紘之
1
,
児嶋 哲文
1
,
下沢 英二
1
,
田辺 達三
1
Hiroyuki KATO
1
1北海道大学医学部第2外科
pp.299-305
発行日 1990年3月20日
Published Date 1990/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900048
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腹腔内手術時に使われる各種チューブのうちいくつかを紹介した.胆道手術に際しては古くから使われているT-tubeの材質選択につき述べたが,腹腔内に位置する部分はラテックス製材が推奨される.その他,多目的に使用可能なRTBD-tubeについて述べたが,有効簡便で各種手術に使用可能で今後の臨床応用の幅が広がるものと思われる.
膵臓手術に必要な膵管チューブには金属針を接続することで有用性が増した.肝臓癌治療に用いられる動注用ポンプ,また超音波装置を利用した肝亜区域切除に有用な門脈閉塞用バルーンチューブを紹介した.腹水治療にはDenver Shuntが有用である.
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