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特集 新しい手術材料—特徴と使い方
ドレーン
Drain
中村 光司
1
,
羽生 富士夫
1
,
吉川 達也
1
,
吾妻 司
1
,
小川 佳子
1
,
竹田 秀一
1
,
平野 宏
1
Mitsuji NAKAMURA
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
pp.291-298
発行日 1990年3月20日
Published Date 1990/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900047
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消化器外科手術におけるドレーンの使用目的には,治療的ドレーン(therapeutlc drain),予防的ドレーン(prophylactic drain),情報ドレーン(information drain)の3種があり,われわれは日頃これらの手段を目的に応じ使いわけ治療にあたっている.ドレーンの材質や構造も用途に応じて新しいものが登場してきているが,本項ではわれわれが日常臨床で使用しているものを中心に取り上げた.われわれが繁用するドレーンの材質はシリコーンラバー製のものが多く,ペンローズドレーンやデュープルドレーン,トリプルルーメンカテーテルなどである.今回はこれらドレーンの特徴と留置および管理方法を症例を呈示して述べた.
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