Japanese
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特集 術後急変!—予知・早期発見のベストプラクティス
各論2:疾患別の対応
術後肝不全の予防
Prevention of postoperative liver failure
林 大介
1
,
横山 幸浩
1
,
伊神 剛
1
,
水野 隆史
1
,
山口 淳平
1
,
尾上 俊介
1
,
渡辺 伸元
1
,
川勝 章司
1
,
砂川 真輝
1
,
馬場 泰輔
1
,
江畑 智希
1
Daisuke HAYASHI
1
1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科
キーワード:
肝切除術
,
術後肝不全
,
周術期管理
Keyword:
肝切除術
,
術後肝不全
,
周術期管理
pp.838-840
発行日 2023年7月20日
Published Date 2023/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214183
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【ポイント】
◆肝切除後肝不全の定義は,International Study Group of Liver Surgery(ISGLS)によると,術後5日目におけるPT-INRの増加と高ビリルビン血症を認めるものである.
◆肝切除後肝不全の危険因子として過少残肝,肝機能不良,感染症,術中大出血,残肝血流障害などが挙げられる.
◆肝不全に対する特異的治療はないため,適切な術前評価と肝切除範囲の設定が重要である.
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