増刊号 2024年最新版 外科局所解剖全図—ランドマークの出し方と損傷回避法
Ⅲ.肝胆膵
胆管癌に対する肝葉+尾状葉切除に必要な局所解剖
尾上 俊介
1
,
水野 隆史
1
,
渡辺 伸元
1
,
川勝 章司
1
,
國料 俊男
1
,
横山 幸浩
1
,
伊神 剛
1
,
山口 淳平
1
,
林 真路
1
,
高見 秀樹
1
,
砂川 真輝
1
,
田中 晴祥
1
,
馬場 泰輔
1
,
栗本 景介
1
,
中川 暢彦
1
,
江畑 智希
1
Shunsuke ONOE
1
1名古屋大学医学部附属病院消化器・腫瘍外科
pp.174-178
発行日 2024年10月22日
Published Date 2024/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214706
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POINT
●門脈は,右門脈を形成する二分岐型(通常型),右門脈を形成しない三分岐型,右後区域門脈独立分岐型の3型に分類される(渡辺分類).
●胆管は,左葉切除時においては右後区域胆管枝の南回り(17%),右葉切除時においてはB2・B3の南回り(2〜6%)に留意する.
●左葉切除の際は,右肝動脈後区域枝の北回り(20%)を胆管から十分に剝離し,胆管マージンを確保する.
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