Japanese
English
特集 変貌する肝移植—適応拡大・ドナー選択・治療戦略の最先端を知る
原疾患の治療と今後の展開
C型肝硬変に対する移植周術期治療—DAA時代のベストプラクティス
Treatment for hepatitis C before and after liver transplantation
上田 佳秀
1
,
安冨 栄一郎
1
,
畑澤 友里
1
,
林 宏樹
1
,
塩見 優紀
1
,
矢野 嘉彦
1
Yoshihide UEDA
1
1神戸大学大学院医学研究科消化器内科
キーワード:
肝移植
,
C型肝炎
,
肝硬変
,
DAA
Keyword:
肝移植
,
C型肝炎
,
肝硬変
,
DAA
pp.1062-1066
発行日 2020年9月20日
Published Date 2020/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213047
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆肝移植後C型肝炎は,直接作用型抗ウイルス治療製剤(DAA)によって,大部分の症例でウイルス排除が可能になった.
◆肝移植後にはグレカプレビル+ピブレンタスビル治療またはソホスブビル+レジパスビル治療が選択される.
◆肝移植前治療の効果と安全性,ならびに移植回避の可能性については,今後の検討が必要である.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.