増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅰ章 周術期の集中治療
栄養管理
特殊な病態と栄養管理
真弓 俊彦
1
,
新里 到
2
,
眞田 彩華
2
,
鍋島 貴行
2
,
宮里 和明
2
,
石川 成人
2
,
大石 基
2
,
遠藤 武尊
2
,
中園 和利
2
,
弓指 恵一
1
,
山中 芳亮
2
,
大坪 広樹
2
,
古屋 智規
1
Toshihiko MAYUMI
1
1産業医科大学医学部救急医学講座
2産業医科大学病院救急科
pp.111-113
発行日 2016年10月22日
Published Date 2016/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211358
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
POINT
■周術期や重症患者では臓器障害を併発していることが少なくなく,病態を把握し,障害臓器に応じた栄養管理が必要である.
■日本集中治療医学会から2016年に「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン」が発表されている.
■特殊な病態でも,基本は早期の経腸栄養である.ただし,投与カロリー量を1日の必要エネルギー量まで急激に上げる必要はない.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.