特集 急性腹症の画像診断
救急医からみた急性腹症における画像診断の役割
真弓 俊彦
1
,
新里 到
,
眞田 彩華
,
石川 成人
,
遠藤 武尊
,
大坪 広樹
,
古屋 智規
1産業医科大学 医学部救急医学講座
キーワード:
急性腹症
,
鑑別診断
,
超音波診断
,
診療ガイドライン
,
病院コミュニケーションシステム
,
救急医
Keyword:
Abdomen, Acute
,
Diagnosis, Differential
,
Hospital Communication Systems
,
Ultrasonography
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1362-1367
発行日 2016年11月25日
Published Date 2016/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2017083147
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
急性腹症は,発症1週間以内の急性の腹痛で,適切で迅速な対応がその転帰を左右する.病歴や身体所見によって多くは疾患を推定できるが,確定診断のためには血液検査や画像検査などが必要である.両者を有効に活用し,また,放射線科医や診療放射線技師と救急医がコミュニケーションをとり,有効で効率的な画像診断撮影を行うことが必要である.
Copyright © 2016, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.