特集 消化器・一般外科におけるCommon Diseaseの手術 エルステから高難度まで
Ⅳ 胆嚢炎手術 3 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドラインを読み解く
真弓 俊彦
1
,
蓑田 晃平
1
,
沈 平成
1
,
繁永 いづみ
1
,
眞田 彩華
1
,
石川 成人
1
1産業医科大学医学部救急医学講座
キーワード:
急性胆嚢炎
,
急性胆管炎
,
診療ガイドライン
Keyword:
急性胆嚢炎
,
急性胆管炎
,
診療ガイドライン
pp.699-708
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002173
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急性胆管炎・急性胆嚢炎の診療ガイドラインは2005年に日本語版が出版された1)。その作成過程で質の高いエビデンスが少なく,また,日本でも世界でも急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインはなく,診断基準や重症度判定基準もないことが判明した。そこで,急性胆管炎・胆嚢炎の診断基準,重症度判定基準を,既存の文献や委員の経験を踏まえて作成し,システマティックレビューを行い,エビデンスに基づいた日本版ガイドラインを刊行した1)。
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