Japanese
English
特集 Interventional Radiologyの現況
門脈系疾患—外科の立場から
Radiological examinations on portal hyperten sion for surgical treatments
深沢 正樹
1
,
中西 亮
1
,
西村 泰彦
1
,
神田 博司
1
,
二川 俊二
1
,
杉浦 光雄
1
Masaki FUKASAWA
1
1順天堂大学医学部第2外科
pp.1637-1648
発行日 1987年10月20日
Published Date 1987/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209839
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門脈系を中心とした広範な血行異常をきたす門脈圧亢進症においては,多彩な臨床症状を示すとともに,その原因疾患も多岐にわたつている.このため,本症の主症状である食道静脈瘤の治療に際しては,これらの病態をよく把握するとともに,原因疾患の鑑別が重要となる.この目的に沿つて外科としても独自のX線検査を行つており,今回はこれら各種の検査法について,その手技上のポイントや,得られる所見の意義などについて,特に本症の病態に最も関連の深い各種血管造影を中心に述べた.
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