Japanese
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特集 肝胆膵の最新三次元画像
門脈系の3D-CT
3D-CT Portography
伊牟田 真功
1
,
中山 善晴
1
,
林田 佳子
1
,
松川 哲也
1
,
山下 康行
1
Masanori IMUTA
1
,
Yoshiharu NAKAYAMA
1
,
Yoshiko HAYASHIDA
1
,
Tetsuya MATSUKAWA
1
,
Yasuyuki YAMASHITA
1
1熊本大学医学部放射線科
1Department of Radiology,Kumamoto University School of Medicine
キーワード:
3D-CT
,
CT portography
,
門脈圧亢進症
Keyword:
3D-CT
,
CT portography
,
門脈圧亢進症
pp.795-802
発行日 2003年11月15日
Published Date 2003/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100389
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要旨 門脈系の3D-CTでは最適の撮像法でCTを撮像することが重要である.これまでのヘリカルCTでは多少限界を感じられていたが,multi-slice CT(MSCT)の登場によって診断能がかなり向上した印象がある.しかし,そのためには十分量の造影剤投与と至適撮像法(スライス厚,タイミング等)を設定する必要がある.また必要に応じて三次元画像を構築すれば,低い侵襲で,血管像などを得ることが可能である.本稿ではMSCTを用いた門脈系血管の三次元画像,門脈圧亢進症における側副路の描出を中心に,現在当施設で用いられている撮影プロトコールについて紹介する.
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