Japanese
English
臨床報告
弾性線維腫の2症例
Two cases of elastofibroma
石崎 陽一
1
,
白川 元昭
1
,
大橋 一雅
1
,
国土 典宏
1
,
河口 剛
1
,
小西 敏郎
1
,
多田 祐輔
1
,
出月 康夫
1
Yohichi ISHIZAKI
1
1東京大学医学部第2外科
pp.673-676
発行日 1987年5月20日
Published Date 1987/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209696
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はじめに
弾性線維腫は 稀な 軟部組織腫瘍で,1959年Jarvi &Saxenにより初めて報告されて以来1),現在までに海外例を含め292例が報告されている.本腫瘍は本邦では沖繩地方に好発し,長嶺らによれば1981年11月現在で全症例の70%を占める201例の報告があり2),関東地方での発生は極めて稀である.今回我々は弾性線維腫の2症例を経験したので報告する.
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