Japanese
English
臨床報告
von Recklinghausen病に合併した小腸平滑筋肉腫の1例
A case of leiomyosarcoma of the small intestine with von Recklinghausen's disease
林 勝知
1
,
千賀 省始
1
,
日野 晃紹
1
,
鬼束 惇義
1
,
広瀬 光男
1
,
白井 直樹
2
Masatomo HAYASHI
1
1岐阜大学医学部第1外科
2太田病院外科
pp.669-672
発行日 1987年5月20日
Published Date 1987/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209695
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はじめに
von Recklinghausen病(以下本疾患)は皮膚および末梢神経に発生する神経線維腫,Café au lait spotsと呼ばれる特有な色素斑,骨変化,眼変化,精神症状など多彩な症候を呈する遺伝性疾患であるが1),本症に小腸平滑筋肉腫を合併する例はきわめて稀である.われわれは最近,本疾患に合併した小腸平滑筋肉腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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