Japanese
English
臨床報告
腸間膜リンパ節結核の破裂による汎発性腹膜炎の1例
A case of panperitonitis due to ruptured mesenteric tuberculous lymphadenitis
黒川 善栄
1
,
桐岡 智二
1
,
神谷 順一
1
,
梶田 正文
1
,
前田 正信
1
,
中村 達雄
1
,
秋山 三郎
1
,
吉井 才司
2
Yoshie KUROKAWA
1
1国立療養所中部病院外科
2国立療養所中部病院内科
pp.1589-1592
発行日 1986年10月20日
Published Date 1986/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209563
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はじめに
結核症は化学療法の進歩により近年きわめて減少した疾患である.ことに肺外結核症の一つである腹部結核はまれになつた疾患といわれている.最近われわれは肺結核の入院治療中に腸間膜リンパ節結核が腹腔内に穿破し,汎発性腹膜炎をきたした1例を経験したので報告する.
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