Japanese
English
特集 胃癌手術の限界と合理化
Stage Ⅳ胃癌における検討—亜分類による治療方針
Study of Stage Ⅳ gastric cancer
太田 惠一朗
1
,
中島 聰總
1
,
西 満正
1
Keiichiro OHTA
1
,
Toshifusa NAKAJIMA
1
,
Mitsumasa NISHI
1
1癌研究会附属病院外科
pp.1523-1528
発行日 1986年10月20日
Published Date 1986/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209550
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Stage Ⅳ胃癌の治療は,その進行程度を正しく把握し,合理的かつ適正なものでなければならない.そのためにはStage Ⅳを亜分類し,各群に応じた治療を検討する必要がある.1960年から1979年までの,癌研外科における切除されたStage Ⅳ胃癌1,247例を対象とし,その予後の検討からStage Ⅳを,Ⅳa:S3,P1,N3,N4(少数),Ⅳb:H1,P2-3,S3N3-4(Nは少数),P1S3,Ⅳc:N4(多数),H2-3,Ⅳbの複合因子以外の全ての組合せ,に分類した.
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