原典を繙く・16
そけいヘルニアの治療について(その2)—エドゥワルト・バッシーニ(王立パドゥワ大学 臨床外科教授)
山内 英生
1
1国立仙台病院外科
pp.1161-1164
発行日 1986年7月20日
Published Date 1986/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209489
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私はここに提案する方法に従つて262例のヘルニアの手術を行つた.この方法は1884年以来私が使用している最終的なものである.この262例のうち251例には還納性のものと非還納性のものがあり,11例が嵌頓ヘルニアであつた.
手術の結果について報告する前に術式の記載を先に行うべきであろう.後天性外そけいヘルニアの場合次のような方法で行つている.
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