Japanese
English
論説
乳幼児そけいヘルニア—ことに手術遠隔成績
Inguinal hernia in infancy
土屋 周二
1
,
平野 勉
1
,
島津 久明
1
,
松村 高典
1
,
小暮 洋暉
1
Shuji TSUCHIYA
1
1東京大学医学部石川外科教室
pp.765-770
発行日 1966年6月20日
Published Date 1966/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203995
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そけいヘルニアは乳幼児の外科的疾患のなかで日常もつとも多く取扱われる疾患である.最近の小児外科や麻酔の発達によつて,乳幼児の手術的治療が安全なものとなり,本症に対しては早期手術が原則となつた.しかし,治療方法の細部については,なおまだ議論がたえない.われわれは6歳未満の乳幼児そけいヘルニア症例について,退院後の長期遠隔成績を調査した.この結果を中心に本症の治療方針について検討してみよう.
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