Japanese
English
臨床研究
小児そけいヘルニアの手術成績
Results of operation of inguinal hernia in infancy and childhood
長尾 桓
1
,
金子 信俊
1
,
金高 伸也
1
,
水田 哲明
1
,
岩月 淳
1
,
須崎 巌
1
Takeshi NAGAO
1
1焼津市立病院外科
pp.1179-1181
発行日 1975年9月20日
Published Date 1975/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206338
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はじめに
小児のそけいヘルニアに対し,古くより種々の手術術式が検討されてきたが,各術式の優劣についてはいまだに議論が絶えない.1973年の小児外科学会でもシンポジウムとしてとりあげられている.当院では,主としてsimple herniorrhaphy(Lucas-Championniere法,Potts法)を施行し,手術操作の主眼をヘルニアのうの高位結紮,切離においてきた.今回,アンケートおよび外来診察を併用して,術後成績とくに再発,睾丸異常,対側発生の問題を中心に追跡調査し,検討したので結果を報告する.
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