特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
6.肝・胆・膵
劇症肝炎・肝性昏睡
冨田 栄一
1
,
武藤 泰敏
1
1岐阜大学医学部第1内科
pp.829-831
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209402
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□基本事項
1)劇症肝炎そのものが致命的疾患であり(生存率20〜30%),緊急を要する場合以外は原則として肝機能の回復後に手術を行う.
2)劇症肝炎は多臓器不全(MOF)の状態にあることが多いので,術中・術後共全身管理に細心の注意を払う必要がある.
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