Japanese
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特集 Borrmann 4型胃癌—私の治療
Borrmann 4型胃癌の外科的治療—私はこうしている
Surgical technique in Borrmann 4 type gastric cancer
平山 廉三
1
,
三島 好雄
1
,
松村 寿太郎
1
Renzo HIRAYAMA
1
,
Yoshio MISHIMA
1
,
Jutaro MATSUMURA
1
1東京医科歯科大学医学部第2外科
pp.177-182
発行日 1986年2月20日
Published Date 1986/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209248
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未分化型癌がびまん性浸潤したBorrmann 4型胃癌では,担癌胃と癌波及臓器の広範囲切除と徹底したリンパ節郭清,癌性腹膜炎の予防・治療対策が必要である.
胃癌手術時,胃近傍の‘anatomical boundary’が判然としない理由からそのリンパ節郭清操作が『過度and/or不足』に終始するとされたが,embryological zygosisを参考にして解析された胃周囲筋膜の層構築の所見はBorrmann 4型胃癌手術に資す.それに基づき術式を解説した.
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