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特集 消化器外科医のための血管外科手技
血管合併切除と再建のコツ—肝動脈:特に膵癌及び胆管癌症例において
Hepatic artery reconstruction in treatment of cancer of the pancreas and the biliary tract
尾形 佳郎
1
,
都築 俊治
1
Yoshiro OGATA
1
,
Toshiharu TSUZUKI
1
1慶応義塾大学医学部外科
pp.1351-1359
発行日 1985年10月20日
Published Date 1985/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209144
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消化器外科の分野において肝動脈の切除・再建を必要とするのは,膵・胆管・胃癌などの浸潤が肝動脈に及んだ時,肝動脈領域の動脈瘤,外傷などの場合である.
本稿では膵癌・胆管癌における肝動脈切除・再建例を供覧した.消化器外科医にとつて,肝動脈の切除・再建を行うことにより,この領域の癌治療における切除療法の適応を拡大する手段になることを示した.
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