手術症例報告
肝動脈合併切除・再建を伴う左三区域切除術を施行した肝門部領域胆管癌症例の経験
新藤 芳太郎
1
,
徳光 幸生
1
,
松井 洋人
1
,
松隈 聰
1
,
中島 正夫
1
,
永野 浩昭
1
1山口大学大学院消化器・腫瘍外科学
キーワード:
肝門部領域胆管癌
,
肝動脈合併切除・再建
,
左三区域切除術
Keyword:
肝門部領域胆管癌
,
肝動脈合併切除・再建
,
左三区域切除術
pp.1145-1150
発行日 2019年6月15日
Published Date 2019/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001277
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肝門部領域胆管癌は,肝動脈や門脈に浸潤することが少なくない。門脈合併切除・再建は手術手技の安定や予後改善が期待されることから一般的になってきたが,肝動脈合併切除・再建に関しては報告例も少なくコンセンサスが得られていない1)。当科では右肝動脈浸潤を伴う左側優位の進行肝門部領域胆管癌に対して動脈合併切除・再建による左側肝切除を積極的に行っており,その経験について概説する。
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