Japanese
English
臨床報告
25年間の長期にわたつて存在した腹部パラガングリオーマ
A case of abdominal paraganglioma over a long period of 25 years
谷村 晃
1
,
山口 達夫
1
,
有田 毅
2,3
Akira TANIMURA
1
1久留米大学医学部第2病理
2大分アルメイダ病院外科
3現:古沢胃腸クリニック外科
pp.1621-1624
発行日 1979年10月20日
Published Date 1979/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207308
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はじめに
副腎外のクロム親和組織より発生するパラガングリオーマは総腸骨動脈分岐部〜下部腹大動脈にかけて存在するZuckerkandle organや上部腹部大動脈,縦隔洞,その他のクロム親和組織より発生する腫瘍で比較的まれである.
われわれは25年前より腹部腫瘤として気ずかれていた無症候性のパラガングリオーマの一症例を経験したので報告したい.
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