Japanese
English
症例
比較的稀な外傷性遅発性脾破裂の1治験例
A patient treated successfully for traumatic delayed rupture of the spleen:a relatively rare incidence
伊藤 進
1
,
郡山 春男
1
,
伊藤 力
1
,
堀部 治男
1
,
佐々本 徳秀
1
,
伊東 和人
2
,
川上 仁
2
Susumu ITOH
1
1国立千葉病院外科
2国立千葉病院麻酔科
pp.1767-1770
発行日 1973年12月20日
Published Date 1973/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205947
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はじめに
近代文明の発達に伴い,種々の外傷も増加の一途をたどり,その治療の進歩にもかかわらず,死亡率は依然として高い.
私どもは,最近,本邦において,最年少と思われる外傷性皮下遅発性脾破裂を治験したので,これを中心として,当院における過去16年間の脾破裂例の統計的観察を加え報告する.
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