発行日 2010年1月1日
Published Date 2010/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010079910
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22歳男。スキー場で転倒して上腹部を打撲し、当地の救急病院に搬送された。脾損傷の診断で入院となり、保存的に治療され、循環動態の悪化がないことを確認のうえ14日後に退院となった。退院後は受傷前と変わらない日常生活を送っていたが、受傷17日後に誘因なく突然腹痛を生じ、当院に救急搬送された。脾臓内仮性動脈瘤破裂による遅発性脾破裂と診断、経カテーテル的動脈塞栓術を行い、良好な結果が得られた。
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