Japanese
English
臨床報告
大量下血をきたした脾動脈瘤破裂の1治験例
Ruptured aneurysm of the splenic artery; A case of hemorrhage into colon
里見 昭
1
,
森田 孝夫
1
,
石田 清
1
,
岡村 維摩
1
,
川瀬 弘一
1
,
松木 盛行
1
Akira SATOMI
1
1埼玉医科大学第2外科
pp.555-558
発行日 1988年4月20日
Published Date 1988/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209978
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はじめに
脾動脈瘤破裂の予後は悪く,約10%は重篤なショックもしくは死に至ると言われている.われわれは結腸へ破れ,消化管出血をひきおこしたが血管撮影で診断,手術にて救命できた本症の1例を経験した.今回,特に破裂例を中心に若干の文献的考察を加えて報告する.
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