Japanese
English
特集 脈管造影
腹部外科領域における動脈造影と手術適応
Angiography in the abdominal surgery.
石川 浩一
1
,
上垣 恵二
1
,
菅原 克彦
1
,
三島 好雄
1
,
森岡 恭彦
1
Kôichi ISHIKAWA
1
1東京大学医学部大部第1外科教室
pp.1313-1326
発行日 1968年8月20日
Published Date 1968/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204670
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はじめに
腹部外科領域に動脈造影法がとりいれられたのは1957年,Ödmann,Seldingerらが選択的腹腔動脈造影法を始めたのを嚆矢とする.
以後その有用性がみとめられて,症例数は飛躍的にふえ,手技,手法の改善も目ざましく,約10年にして,日常の臨床面において,疾患の診断や手術適応設定に大きな威力を発揮するにいたつている.
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