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特集 肝胆膵癌の血管浸潤をどう治療するか
肝門部胆管癌の門脈・肝動脈浸潤
Treatment of perihilar cholangiocarcinoma with involvement of portal vein and/or hepatic artery
伊神 剛
1
,
江畑 智希
1
,
横山 幸浩
1
,
菅原 元
1
,
水野 隆史
1
,
山口 淳平
1
,
國料 俊男
1
,
角田 伸行
1
,
深谷 昌秀
1
,
上原 圭介
1
,
板津 慶太
1
,
梛野 正人
1
Tsuyoshi IGAMI
1
1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科
pp.938-946
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105144
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【ポイント】
◆肝門部胆管癌の診断では,胆道ドレナージを施行する前にMDCTを撮影する.
◆血管浸潤の診断では,MDCTのMPR画像をlow density planeの有無を中心に詳細に読影し,安易に非切除と診断しない.
◆肝門部胆管癌に対する血管合併切除は,門脈,肝動脈にかかわらず十分に意義のある術式であるが,過大侵襲でリスクを伴う術式であり,手術を施行する場合には,周術期管理に手馴れたスタッフの多いhigh volume centerで施行するべきである.
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