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特集 肝胆膵癌の血管浸潤をどう治療するか
膵頭部癌の門脈・動脈浸潤―特に上腸間膜動脈合併切除術(ARPD)を中心に
En bloc resection for pancreatic head carcinoma including mesenteric artery and vein
北川 裕久
1
,
田島 秀浩
1
,
中川原 寿俊
1
,
牧野 勇
1
,
林 泰寛
1
,
高村 博之
1
,
中沼 伸一
1
,
宮下 知治
1
,
酒井 清祥
1
,
中村 慶史
1
,
木下 淳
1
,
尾山 勝信
1
,
岡本 浩一
1
,
二宮 致
1
,
伏田 幸夫
1
,
藤村 隆
1
,
太田 哲生
1
Hirohisa KITAGAWA
1
1金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科
pp.955-962
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105146
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【ポイント】
◆「所属リンパ流域の切除」を基礎とし,「直接浸潤範囲を網羅」した切除術式が,膵頭部癌を治癒させる最強の戦略である.
◆癌の手術は,術式立案・計画を行い終えたとき,すでにその成否の8割が決定している.
◆動脈・門脈合併切除を併施するようなリスクの高い術式ほど,確実にR0が得られるように繊細に立案すべきである.
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