Japanese
English
特集 大腸癌腹膜播種を極める―最近の進歩と今後の展望
大腸癌における卵巣転移―Krukenbergの病態・診断・治療
Ovarian metastasis from colorectal cancer
能浦 真吾
1
,
大植 雅之
1
,
三吉 範克
1
,
藤原 綾子
1
,
真貝 竜史
1
,
藤野 志季
1
,
本告 正明
1
,
岸 健太郎
1
,
藤原 義之
1
,
矢野 雅彦
1
,
左近 賢人
1
Shingo NOURA
1
1大阪府立成人病センター消化器外科
pp.1026-1031
発行日 2013年9月20日
Published Date 2013/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104707
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【ポイント】
◆従来,転移性卵巣腫瘍は胃原発の症例が最も多かったが,近年,大腸原発の症例が増えている.
◆両側卵巣転移の頻度は40~70%であり,両側付属器摘出術を施行すべきである.
◆一般に大腸癌卵巣転移症例は予後不良であるが,卵巣単独転移症例は予後良好なため積極的に切除をすべきである.
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