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特集 大腸癌腹膜播種を極める―最近の進歩と今後の展望
大腸癌における腹腔洗浄細胞診の意義
Evaluation of peritoneal lavage cytology in colorectal cancer
室野 浩司
1
,
須並 英二
1
,
渡邉 聡明
1
Koji MURONO
1
1東京大学医学部腫瘍外科
pp.1032-1035
発行日 2013年9月20日
Published Date 2013/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104708
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【ポイント】
◆大腸癌においては腹腔洗浄細胞診が予後と相関するかどうかについては一致した見解がない.
◆原因として腹腔洗浄細胞診陽性となる症例数が少ないことが挙げられる.
◆さらに感度の高い検査として免疫染色やPCR法を用いることで癌細胞を検出する試みも行われており,今後の治療への応用が期待される.
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