Sentinel node navigation surgery
Sentinel node navigation surgeryにおける限界と課題
矢野 雅彦
1
,
宮代 勲
,
藤原 義之
,
岸 健太郎
,
本告 正明
,
杉村 啓二郎
,
大植 雅之
,
能浦 真吾
,
三吉 範克
,
左近 賢人
1大阪府立成人病センター 消化器外科
キーワード:
感度と特異度
,
偽陰性反応
,
危険因子
,
術中期
,
リンパ行性転移
,
消化器外科
,
消化器腫瘍
,
センチネルリンパ節生検
,
学習曲線
,
センチネルリンパ節ナビゲーション手術
Keyword:
False Negative Reactions
,
Digestive System Neoplasms
,
Intraoperative Period
,
Lymphatic Metastasis
,
Risk Factors
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Sensitivity and Specificity
,
Sentinel Lymph Node Biopsy
,
Learning Curve
pp.346-351
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014127362
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センチネルリンパ節ナビゲーション手術は,すでに悪性黒色腫や乳癌においては確立された治療となったが,消化器癌においては体腔内の癌であることやリンパ流が複雑であることなど特有の問題があり,いまだ臨床応用にはいたっていない.臨床応用するためには,偽陰性割合が許容できる範囲内におさまることが必要条件である.そのためには適応例の設定(腫瘍長径,深達度,N因子),手技の標準化,術中迅速診断の精度の向上,術者の熟練度,微小転移の意義など解決すべき課題は多い.
©Nankodo Co., Ltd., 2014