Japanese
English
特集 CRT時代の直腸癌手術―最善の戦略は何か
〔適応,治療法と治療成績〕
局所進行直腸癌に対する放射線治療を併用しない術前化学療法
Chemotherapy without radiotherapy for locally advanced rectal cancer in neoadjuvant setting
上原 圭介
1
,
吉岡 裕一郎
1
,
江畑 智希
1
,
横山 幸浩
1
,
伊神 剛
1
,
菅原 元
1
,
深谷 昌秀
1
,
板津 慶太
1
,
梛野 正人
1
Keisuke UEHARA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科学
pp.280-284
発行日 2013年3月20日
Published Date 2013/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104492
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【ポイント】
◆局所進行直腸癌に対する術前放射線化学療法の予後改善効果は明らかでない.
◆予後改善のためには,局所制御のみならず,遠隔転移の抑制が必要不可欠である.
◆新規抗癌剤を用いた術前化学療法には遠隔微小転移の制御と局所コントロールの双方が得られる可能性があり,期待が寄せられている.
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