特集 外科医のための癌診療データ
臓器別最新データ
7.胆道癌
胆管癌の治療
小林 真一郎
1
,
菅原 元
1
,
江畑 智希
1
,
横山 幸浩
1
,
國料 俊男
1
,
角田 伸行
1
,
伊神 剛
1
,
深谷 昌秀
1
,
上原 圭介
1
,
板津 慶太
1
,
吉岡 裕一郎
1
,
梛野 正人
1
Shin-ichiro KOBAYASHI
1
1名古屋大学大学院医学研究科腫瘍外科
pp.198-202
発行日 2012年10月22日
Published Date 2012/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104315
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
覚えておきたいデータ
◆手術手技や周術期管理の向上によって肝門部胆管癌術後の合併症発症率は43~49%,在院死亡率は2~8%となった.
◆肝門部胆管癌術後の5年生存率は33~42%,根治切除が可能であったR0切除率は56~87%である.
◆肝門部胆管癌でR0切除が可能であったものの,リンパ節転移陽性例の5年生存率は21%であり,術後補助化学療法の効果が待たれるところである.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.