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特集 CRT時代の直腸癌手術―最善の戦略は何か
〔側方郭清と術前CRT〕
直腸癌に対する,術前に放射線を用いる集学的治療の成績―側方郭清を行わない立場から
Multimodal therapy for locally advanced rectal adenocarcinoma: combination of TME and chemoradiotherapy without lateral node dissection
貞廣 荘太郎
1
,
鈴木 俊之
1
,
田中 彰
1
,
岡田 和丈
1
,
町田 隆志
1
Sotaro SADAHIRO
1
1東海大学医学部消化器外科
pp.286-291
発行日 2013年3月20日
Published Date 2013/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104493
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【ポイント】
◆術前の化学放射線療法+TME手術で局所再発率を2~3%に減少させることが可能である.
◆経口剤のUFT,TS-1を用いて行う術前の化学放射線療法は有害事象が軽微で,外来で実施することが可能である.
◆術前の化学放射線療法後にTME手術を行い,downstagingあるいは組織学的奏効が得られない症例に対する補助化学療法の開発が急務である.
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