Japanese
English
特集 CRT時代の直腸癌手術―最善の戦略は何か
〔適応,治療法と治療成績〕
温熱療法併用のCRT―肛門温存率の向上および長期予後改善を目指した,直腸癌に対するhyperthermo-chemo-radiotherapy(HCRT)
Hyper chemoradiation therapy for locally advanced rectal cacer
堤 荘一
1
,
森田 廣樹
1
,
須藤 利永
1
,
藤井 孝明
1
,
浅尾 高行
1
,
中野 隆史
2
,
桑野 博行
1
Soichi TSUTSUMI
1
1群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科学
2群馬大学大学院医学系研究科腫瘍放射線学
pp.275-279
発行日 2013年3月20日
Published Date 2013/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104491
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【ポイント】
◆局所進行下部直腸癌は局所再発率が高く,欧米では術前化学放射線治療を行うことが標準となっている.
◆われわれは,局所制御率,生存率,切除率,肛門温存率の向上を目的として,術前化学放射線療法に温熱療法を併用している.
◆温熱療法の意義は,直接殺細胞効果,放射線感度増幅,血流増加,局所免疫能の向上にある.
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