特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
3.特殊な大腸癌の病態と治療方針
Colitic cancer
松田 圭二
1
,
渡邉 聡明
1
Keiji MATSUDA
1
1帝京大学医学部外科
pp.148-156
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103261
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■潰瘍性大腸炎は大腸癌のハイリスク群であり,特に罹病期間と罹患範囲が主なリスクファクターである.
■Dysplasiaの存在は前癌病変としての意義のみならず,癌のハイリスクグループとしても重要な意味を持つ.
■サーベイランス大腸内視鏡検査は,dysplasiaを見つけ,進行癌に至る前に治療を行うという戦略である.
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