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特集 がん診療ガイドライン―臨床現場における有効活用法
大腸癌治療ガイドラインの有効活用法
How to use the JSCCR Guidelines 2009 for the Treatment of Colorectal Cancer
松井 孝至
1
,
固武 健二郎
1
Takashi MATSUI
1
1栃木県立がんセンター外科
キーワード:
大腸癌治療ガイドライン
,
活用法
,
EBM
,
エビデンス
,
コンセンサス
Keyword:
大腸癌治療ガイドライン
,
活用法
,
EBM
,
エビデンス
,
コンセンサス
pp.48-53
発行日 2010年1月20日
Published Date 2010/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102928
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要旨:Evidence-based medicine(EBM)は臨床上の問題を解決するための考え方・行動様式の1つであり,ガイドラインはEBMを実践するためのエビデンスの1つである.ガイドラインの記載内容がすべての患者に同じように当てはまる訳ではないことは言うまでもない.ガイドラインを活用する際には,個々の患者に特有な要因や医療者側の要因,更新される最新のエビデンスを十分に考慮する必要があり,ガイドラインの役割と限界を十分に認識して,適切な距離を置いて利用するという姿勢が望ましい.本稿では先般,新たな知見に基づいて改訂された大腸癌治療ガイドラインの活用法と改訂の要点を概説した.
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