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特集 ガイドラインには書いていない 大腸癌外科治療のCQ—妥当な治療と適応を見直そう
「大腸癌治療ガイドライン2022」はどこが変わったか
What has changed in JSCCR guidelines 2022 for the treatment of colorectal cancer?
橋口 陽二郎
1
,
松田 圭二
1
,
野澤 慶次郎
1
,
端山 軍
1
,
島田 竜
1
,
金子 健介
1
,
福島 慶久
1
,
大野 航平
1
,
浅古 健太郎
1
Yojiro HASHIGUCHI
1
1帝京大学医学部外科学講座
キーワード:
大腸癌治療ガイドライン
,
Stage Ⅳ
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
BRAF阻害薬
Keyword:
大腸癌治療ガイドライン
,
Stage Ⅳ
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
BRAF阻害薬
pp.132-135
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213612
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【ポイント】
◆切除不能な遠隔転移を有する症例に対する原発巣切除に関して,原発巣による症状がない場合は,原発巣を切除せず全身薬物療法を行うことが推奨された.
◆高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)切除不能大腸癌の初回治療について,ペムブロリズマブ(Pembro)療法の一次治療への使用が保険収載され,使用が推奨された.
◆BRAFV600E変異切除不能大腸癌の既治療例に,エンコラフェニブ(ENCO)+セツキシマブ(CET)+ビニメチニブ(BINI),またはENCO+CET療法が新規に保険収載され,使用が推奨された.
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