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特集 内視鏡下手術―もう一歩のステップアップのために
腹腔鏡下胃切除術の基本手技
Basic skills for laparoscopic gastrectomy
白石 憲男
1
,
上田 貴威
1
,
衛藤 剛
1
,
安田 一弘
1
,
猪股 雅史
1
,
北野 正剛
1
Norio SHIRAISHI
1
1大分大学医学部第1外科
キーワード:
内視鏡下手術
,
胃癌
,
LADG
Keyword:
内視鏡下手術
,
胃癌
,
LADG
pp.1655-1660
発行日 2009年12月20日
Published Date 2009/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102893
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要旨:日本内視鏡外科学会(JSES)の第9回アンケート調査によると,腹腔鏡下胃切除術は急速に増加しており,2007年には年間4,700例が行われている.なかでも腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)の普及は著しい.LADGにはlearning curveが存在するといわれており,手術チームの効率のよいスキルアップが望まれている.カメラ助手による「良好な画像」の作り方,助手による「術者が操作しやすい局所環境」の整え方,そして術者による「組織の愛護的操作」,などの技術の習得が期待される.本稿では,LADGのスキルアップのための基本手技について述べたい.
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