Japanese
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特集 内視鏡下手術―もう一歩のステップアップのために
十二指腸疾患に対する腹腔鏡下手術
Laparoscopic surgery for duodenal disease
加藤 敬二
1
,
小嶋 一幸
1
,
山田 博之
1
,
井ノ口 幹人
1
,
大槻 将
1
,
藤森 善毅
1
,
河野 辰幸
1
,
杉原 健一
2
Keiji KATO
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院食道・胃外科
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科腫瘍外科学
キーワード:
十二指腸潰瘍穿孔
,
十二指腸腫瘍
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
十二指腸潰瘍穿孔
,
十二指腸腫瘍
,
腹腔鏡下手術
pp.1661-1665
発行日 2009年12月20日
Published Date 2009/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102894
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要旨:十二指腸疾患に対する腹腔鏡下手術は,十二指腸潰瘍穿孔や十二指腸良性腫瘍に対して施行されている.十二指腸潰瘍穿孔に対する腹腔鏡下手術では,穿孔部の確実な閉鎖と,腹腔内の十分な洗浄・ドレナージが必要である.十二指腸腫瘍に対する腹腔鏡下手術では,自動縫合器使用のための腫瘍の局在に応じたポート位置の選択が重要である.腫瘍の位置により自動縫合器が使用できない場合には,縫合・結紮手技も必要となる.本稿では当科で行っている十二指腸疾患に対する腹腔鏡下手術について述べる.
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