Japanese
English
特集 必携 腹腔鏡下胃癌手術の完全マスター—ビギナーからエキスパートまで
PartⅠ:導入〜技術認定に向けて
腹腔鏡下胃切除術の歴史とエビデンス
Developments and evidences of laparoscopic gastrectomy for gastric cancer
衛藤 剛
1
,
白石 憲男
2
,
北野 正剛
3
,
猪股 雅史
1
Tsuyoshi ETOH
1
1大分大学消化器・小児外科
2大分大学地域医療学センター外科
3大分大学
pp.660-664
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211191
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆1991年に本邦で開発された胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術は,2014年のNCDの調査結果によると幽門側胃切除術が約45%,胃全摘術が約20%を占めるようになった.
◆最新の胃癌治療ガイドライン第4版では,cStageⅠ胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術は日常診療の選択肢としての位置付けとなった.
◆進行胃癌や上部胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術が,技術的,腫瘍学的に安全かどうかを検証する臨床試験が現在進行中である.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.