Japanese
English
臨床報告・1
保存的に加療し得た十二指腸憩室穿孔による後腹膜膿瘍の1例
A case of retroperitoneal perforation of the duodenal diverticulum successfully treated with conservative therapy
髙瀬 功三
1
,
細野 雅義
1
,
森 至弘
1
,
阪田 和哉
1
,
金丸 太一
1
,
山本 正博
1
Kozo TAKASE
1
1神戸労災病院外科
キーワード:
十二指腸憩室穿孔
,
後腹膜膿瘍
,
保存的加療
Keyword:
十二指腸憩室穿孔
,
後腹膜膿瘍
,
保存的加療
pp.1777-1780
発行日 2008年12月20日
Published Date 2008/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102418
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はじめに
十二指腸憩室は消化管憩室のなかで大腸に次いで多くみられ1),通常は無症状に経過する.しかし,ときに出血,閉塞性黄疸,憩室炎,穿孔などの合併症を併発する.なかでも穿孔は重篤な合併症である2,3).今回,われわれは保存的に加療し得た十二指腸憩室穿孔による後腹膜膿瘍の1例を経験したので報告する.
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