Japanese
English
臨床報告
肝転移切除後,術後2年無再発生存している胆囊原発腺内分泌細胞癌の1例
A case of adenoendocrine cell carcinoma of the gallbladder:2-year survival after hepatic metastasis resection
小原 則博
1
,
畑地 豪
1
,
松尾 圭
1
,
山尾 拓史
2
,
入江 準二
3
,
田川 秀樹
4
Norihiro KOHARA
1
1長崎市立市民病院外科
2長崎市立市民病院内科
3長崎市立市民病院病理科
4たがわ内科
キーワード:
胆囊原発腺内分泌細胞癌
Keyword:
胆囊原発腺内分泌細胞癌
pp.881-885
発行日 2008年6月20日
Published Date 2008/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102179
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はじめに
胆囊腺内分泌細胞癌は消化器内分泌腫瘍のなかでも比較的稀であり,悪性度が高く,予後は不良とされる1,2).
今回,われわれは肝転移を伴う胆囊腺内分泌細胞癌に対して肝中央2区域切除を伴う胆囊総胆管切除を施行し,術後2年以上無再発生存している1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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